自刃を逃れた源義経は実は生きており、この地を訪れていたという伝説があります。荒れ狂う津軽海峡を渡り北の地に向かうため、義経はこの地にある奇岩の上に、彼の守り神であった観音様を安置し祈祷を行いました。すると、3日3晩の祈祷が明けて翌朝、3体の龍馬がこの奇岩の岩穴に繋がれており、義経はその龍馬に乗って北の地へ飛び立って行きました。この事から、人々はこの奇岩を厩石、この地を三厩と呼ぶようになりました。(後の三厩村、現在は合併により外ヶ浜町三厩)それから500年後の江戸時代初期、この地を訪れた円空は、厩石の上に観音像を見つけ、この伝説を知りました。その観音像を祀るため、円空はこの厩石に隣接する山にお堂を建立しました。それが現在の龍馬山義経寺です。【動画情報(csv)/動画(m4v)】
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