調査の目的:保安林面積の把握
調査開始年:1950年
主な集計項目:保安林、面積
結果の概要:平成27年度の保安林面積は388,268ha(延べ面積)です。なお、一箇所の森林が複数の種類の保安林に指定されることがあるため、保安林面積の合計欄は、延べ面積と実面積に分けて集計しています。
【用語説明】
1. 水源かん養保安林…安定した水の確保、きれいな水の確保に役立ちます。また、洪水や渇水を防ぎます。
2. 土砂流出防備保安林…土砂の流出、崩壊による土石流などを防ぎます。
3. 土砂崩壊防備保安林…山地の崩壊を防ぎ、災害から道路や住宅などを守ります。
4. 飛砂防備保安林…砂浜などから飛んでくる砂を防ぎ、隣接する田畑や住宅を守ります。
5. 防風保安林…風による被害から田畑や住宅を守ります。
6. 潮害防備保安林…津波や高潮の勢いを弱め、被害を防ぎます。また、潮風による塩害などを防ぎます。
7. 干害防備保安林…簡易水道などの特定の水源を守り、きれいな水を供給します。
8. なだれ防止保安林…なだれの発生を防ぎます。また、なだれが発生したときに、勢いを弱め、被害を防ぎます。
9. 落石防止保安林…落石の危険から道路や住宅を守ったり、落石による被害を防止します。
10. 防火保安林…火災の延焼を防ぎます。
11. 魚つき保安林…魚の棲みよい環境をつくり、繁殖を助けます。
12. 保健保安林…森林レクリエーションの場として、生活にゆとりを提供します。また、空気の浄化、騒音の緩和に役立ち、生活環境を守ります。
13. 風致保安林…名所や旧跡など、趣のある景色などを保存します。