令和元年度オープンデータ利活用コンテストについて
令和2年3月に開催しましたコンテストにご応募をいただき感謝申し上げます。ご応募をいただきました3部門7作品について公開させていただきます。
アプリ・Web部門応募作品
青森県りんご判別AIボット:優秀賞
- 応募者:並木 士
- ライセンス:クリエイティブコモンズ表示4.0国際(CC-BY-4.0)
- 作品概要:
本作品は、国内において若者のりんごの購入量が低下していることや、海外への青森県 産りんごの輸出を強化している背景をもとに、国内外を問わず青森県の特産品であるり んごに興味を持ってもらい、ブランド力の向上を目指すためのアプリケーションです。
本アプ リでは、コミュニケーションツール「LINE」を活用したチャットボットを使用し、写真を撮るだ けで「むつ」や「王林」などの青森県で採れる有名な品種11種類をAIで判定できます。
また、判定したりんごについて、品種ごとの特徴と料理レシピの情報を提示したり、青森 県のりんご農家さんに通じる通販サイトへ簡単にアクセスできます。さらに、英語版アプリ も同時に開発し、外国人の方にも使っていただけるようにしました。 - プレゼンテーション資料
アプリ部門応募作品1_青森県りんご判別AIボット.pdf (PDF 4.25MB)
注)アプリは、PDFのQRコードからインストールできます。
八戸ゴミ分別(AmazonAlexaスキル):部門賞
- 応募者: 林 雄太郎
- ライセンス:その他(https://solidcom-alexa.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/local_government.html)
- 作品概要:
Amazon Alexa搭載のスマートスピーカーで利用できるアプリケーション(通称「スキル」)を作成いたしました。
ストアURL:https://www.amazon.co.jp/dp/B084ZKS4PH/
利用者がゴミの分別方法を知りたい時に、このアプリケーションを使用すると、音声で、何ゴミかを返答します。
<使用例>
ユーザ「Alexa、八戸ゴミ分別でアイロンは何ゴミ?」
Alexa「アイロンは燃えないゴミです。」 - プレゼンテーション資料
アプリ部門応募作品2_八戸ごみ分別(Amazon Alexaスキル)_部門賞.pptx (PPTX 2.17MB)
アイデア部門応募作品
林業×生態保護×マニアを繋げる新たなアプローチ~青森県にSDGs未来都市創出の提案~
- 応募者:藤岡 知大
- ライセンス:クリエイティブコモンズ表示4.0国際(CC-BY-4.0)
- 作品概要:
テーマは、林業従事者不足の課題を、青森の豊かで希少な自然環境を保護する目的に視点を転換し、「動植物マニア」に働きかけることで、林業人材不足の解消することを目的としました。さらに環境保護や人員補填の観点からSDGs未来都市への参画の可能性を提唱しています。
林業という新規入職者のハードルが高く、減少の一途である職業ですが、木々を伐採し売ることを主目的に据えず、環境保護に目的を変えて、自然に住む野生動物や昆虫を愛する野生動植物マニア達を誘致できると考えます。
青森県は、白神山地や景勝地十和田湖等、この場所でしか生息しない希少生物の宝庫です。また動植物マニアは豊富な知識と熱意、愛情を持ちながらも、個人的な趣味に留めて関係のない仕事をしたり、コミュニティを持たず孤立する傾向にあります。青森の自然とマニアの知識や理念を繋げ活用することはWin―Winの関係になります。
具体例は、専門誌や大学の農業学部等にインターンを提案するなどが効果的で、さらに閉じたコミュニティを複数つくる構造や、適宜発表できる環境づくりが、継続的に就労するモデルケースを生み出せると考えました。 - プレゼンテーション資料
アイデア部門応募作品1_林業×生態保護×マニアを繋げる新たなアプローチ.pptx (PPTX 5.23MB)
AI技術を基盤としたゴミ処分法を案内するアプリ:部門賞
- 応募者:伊藤 智也
- ライセンス:クリエイティブコモンズ表示4.0国際(CC-BY-4.0)
- 作品概要:
これまではオープンデータとして公開されているごみ分別方法を活用し、地域のゴミの分別と収集日を自動で通知するアプリが提供されていました。これは細分化された分別方法を覚えなくてもアプリで検索し確認できる点は優れていますが、その分別方法はゴミの品目を入力し検索するものです。
本提案は、一般家庭に普及されているスマートフォンのカメラで捨てたいものを撮影しAiによる画像認識によってゴミの処分方法を提示するものです。
具体的には、目の前にあるものを「いつ」「どのように」ゴミを出せばよいかをAIによって検索し、その捨てる方法、捨てる日をカレンダーの予定に追加できるといったものです。
また、おもちゃや家電等はオークション、フリーマーケット等での落札相場を調べて提示してあげることで、不要品を「捨てない」手放し方を提案できます。ゴミ削減につながる効果が期待できるサービスです。 - プレゼンテーション資料
アイデア部門応募作品2_AI技術を基盤としたゴミ処分法を案内するアプリ.pptx (PPTX 1.32MB)
その他部門応募作品
インターナショナル・オープンデータ・デイ用導入資料
- 応募者:小久保 温
- ライセンス:クリエイティブコモンズ表示4.0国際(CC-BY-4.0)
- 作品概要:
研修やワークショップやイベントなどでオープンデータの話を聞くと、5つ星オープンデータを至上としたり、特殊な成功事例を紹介したり、シビックテックを推奨したりするものがあり、それらは返ってオープンデータの理解を遠ざけていると思わます。そこでインターナショナル・オープンデータ・デイ2019 inはちのへでは、オープンデータのエッセンスがわかる導入を行い、オープンデータって難しい話だと思っていたけど実はシンプルな話で、自分もオープンデータを作れるじゃないかと思っていただけるアイスブレイクを実施しました。そのときの資料一式を、オープンデータとして公開しており、それを今回応募します。 - プレゼンテーション資料
その他部門応募作品1_1インターナショナル・オープンデータ・デイ用導入資料.pptx (PPTX 302KB)
その他部門応募作品1_2インターナショナル・オープンデータ・デイ2019 in はちのへ.docx (DOCX 15KB)
その他部門応募作品1_3資料.docx (DOCX 63.5KB)
大学新入生向けアイスブレイクセッション資料
- 応募者:小久保 温
- ライセンス:クリエイティブコモンズ表示4.0国際(CC-BY-4.0)
- 作品概要:
大学では、高校までのホームルームなどもなく、履修している授業によってメンバーも異なり、友だちがうまく作れない学生もいます。お互いに気軽に自己紹介できる機会を提供することは重要です。
しかし、そのようなアイスブレイクのセッションのファシリテーターができる大学教員は必ずしも多くない。そこで、八戸工業大学システム情報工学科の1年生を対象とした1時間程度のアイスブレイクのスライドをオープンデータとして公開しました。 - プレゼンテーション資料
その他部門応募作品2_1大学新入生向けアイスブレイクセクション資料.pptx (PPTX 61.2KB)
その他部門応募作品2_2.docx (DOCX 16.3KB)
新しいScratch 3に対応したプログラミング教材(基礎、AR、フィジカルコンピューティング):部門賞
- 応募者:小久保 温
- ライセンス:その他(クリエイティブコモンズ表示ー継承4.0国際(CC-BY-SA4.0 )
- 作品概要:
Scratchの新バージョンに対応した、プログラミングの基礎と応用を学ぶPowerPoint教材です。応用編では、カメラからの入力を利用したAR(拡張現実)アプリ、Makey Makeyという電導体を入力装置にすることができるデバイスを利用した楽器制作を行い、子供たちが楽しくプログラミングを学べます。ライセンスがCC BY-SAなのは、ScratchがCC BY-SAだからです。 - プレゼンテーション資料
ファイル一括ダウンロード用:その他部門応募作品3_新しいScratch3に対応したプログラミング教材.zip (ZIP 124MB)
ファイル個別ダウンロード用:
Scratch 3教材 (DOCX 14.9KB)
1.Scratchを学ぼう (PPTX 3.81MB)
2.くり返しを学ぼう.pptx (PPTX 3.3MB)
3.条件を学ぼう.pptx (PPTX 1.94MB)
4.構造化プログラミングを学ぼう.pptx (PPTX 1.29MB)
5.変数を学ぼう.pptx (PPTX 2.01MB)
6.メッセージを学ぼう.pptx (PPTX 4.28MB)
7.乱数を学ぼう.pptx (PPTX 4.79MB)
8.迷路ゲームを作ろう.pptx (PPTX 8.45MB)
9.ARを体験してみよう!.pptx (PPTX 30.8MB)
11.Makey Makeyを使ってキーボードをハックしよう!.pptx (PPTX 38.3MB)
12.Makey Makeyを使って楽器を作ろう! .pptx (PPTX 2.99MB)
13.紙をピアノにしてみよう!.pptx (PPTX 13.1MB)
14.紙のギターを作ってみよう!.pptx (PPTX 7.07MB)
15.Makey Makeyを使ってゲームをしてみよう!.pptx (PPTX 8.36MB)